・疑似共振型コンバータ
共振型コンバータでメインスイッチャーのオン時の正弦波電流またはオフ時の正弦波電流波形を疑似正弦波(歪波波形と台形波形の組合せ波形等)にしてメインスイッチャーのスイッチングロスを減らしたコンバータ。共振型コンバータと非共振型コンバータの中間にあたり、両者の長所を採り入れたコンバータ。
・疑似電源回路網
→ LISN
・起動時間
入力電圧を印加した後、出力電圧が90%に立ち上がるまでの時間。遅延時間と立ち上がり時間の和である(下図参照)。
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・基本波
歪み波の中で最も低い周波数成分。スイッチング電源ではスイッチング動作周波数を意味する。
・共振型コンバータ
スイッチング電源機器でメインスイッチャーのオン時の電流波形やオフ時の電圧波形がLCの共振を利用して零から始まり零で終わるように正弦波形または疑似正弦波形にしてスイッチングロスを減らしたコンバータ。非共振型コンバータに比べて原理的にスイッチングロスが少なく理想に近い動作をさせることができる。大電流高効率、小電力超小化に実用され始めている。共振型コンバータを電圧共振型コンバータと電流共振型コンバータに大別できる。
・強制空冷
送風機(ファン等)を用いて強制的に冷やすこと。
・きょう体
人体の接触や異物の侵入などを防止するために電源機器の一部または全部を覆う外装及び強度を保つ構造物。
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出典:一般社団法人 電子情報技術産業協会『スイッチング電源用語集』 JEITA RCR-9101
『スイッチング電源通則(AC-DC)』 JEITA RCR-9130